クルーザー・ボートのボディー磨き&コーティング
先日ボディー磨き&コーティングさせて頂いた、シルバートン34コンバーチブル
静岡県沼津市の宮崎自動車・宮﨑です。
車屋ですが、船舶・クルーザーのお悩み解決いたします。
今回のクルーザーはオーナー様より6月に施工依頼を頂きましたが、長梅雨の為本施工は8月になってしまいました。
施工は3日間でしたが、毎日30度以上の真夏日と35度以上の猛暑日が続き、水分補給を毎日4リットル以上💧💧💧
クルーザーボディーの傷みが激しい所(チョーキングしている)
FBフロントシールドの前・前方デッキ
傷みが激しい場所はゲルコートが劣化しツヤも無くなり細かい穴が開いたようになります。(この状態をチョーキング現象と言います)
この様に劣化(チョーキング)したゲルコートは、自動車用コンパウンドではダメです!
ゲルコートには、ゲルコート専用コンパウンドが良いです。
上の画像の黒で囲んだ場所がFBフロントシールド前方部です。
毎回この場所で苦労させられています。
おまけにこの場所、一日中上からの日差しと下からの照り返しで一番の難所です。
次の難所がフロントデッキ、ここもゲルコートがチョーキングする場所です。
なぜフロントデッキが傷むかと言うと、日差し・人が歩く・海水が付く、などが考えられます。
上の画像がデッキ前方部
この場所も、ゲルコート専用コンパウンドの出番です。
色んな所のマリーナ様にお伺いしてクルーザー磨き&コーティングさせて頂いておりますが、たまに車屋さんが自動車用コンパウンドで磨いているのをみかけます(私も車屋ですが (笑))
ゲルコート専用コンパウンドを使用するのはなぜ?かと言うと
ゲルコートは車の塗装より硬いので自動車用コンパウンドでは削る事が出来ません‼とは言っても、コンパウンドの使い方を間違えると、大変なことになりますので一番気を使います。
注意)注意をしないといけないことは、ゲルコートの上に塗装をしてある船も有ります。
クルーザーの磨きなんて簡単だよ❕なんて言う方がおりますが、私はクルーザー磨きはとても大変だと思います。
自動車の磨き&コーティングもやっておりますが、クルーザーは車以上に難しいと思います。
コンパウンドも常に4種類以上・バフも4種類以上・ポリシャーも4種類以上・持ってクルーザーを磨いております。
ボディーの場所によっては、研磨を3工程・4工程の作業をしなければならない場所も有ります。
研磨の工程はコンパウンドとバフを変えて磨いていきます。
丁寧にコンパウンド・バフ・ポリッシャーを使い分けると、チョーキングしていたボディーも鏡面になります。
上の画像の様に景色が写りこみ太陽も輝くように鏡面になります。
クルーザーのボディー全てを磨きあげてから船舶専用コーティング(ゲルコート専用)を丁寧に塗り込み終了です。
コーティングをすることで手入れが楽になります。